バイナンスに上場したMainframe(MFT)とは?
最近、バイナンス、ビットトレックスへ上場したMFT
どんな感じでICOをやっていたのか検証してみましょう!
ICOに投資するならバイナンスなどの大手取引所への上場は必須ですよね
今後のICO選びに役立てれば幸いです
Mainframeのプロジェクトは?
ブロックチェーン上でセキュリティの高いメッセージ・ファイルストレージが中心です
目指すべきところはこの5つ
1,暗号化
政府、会社、悪意あるハッカーなどの全ての第三者がメッセージやメディアにアクセス不可
2,ダークルーティング
誰からも追跡されないようにMainframeのネットワーク上で設定
3,インセンティブ
ノードやマイニングに似たシステム。これからの開発になるようですが、メッセージやファイルの転送などを行う際の通信を提供したユーザーへMFTが付与されるということらしいです
ネムのデリゲートに近いようなイメージかも
4,ピアツーピアアーキテクチャ
5,相互運用性
この上記2点はブロックチェーンを使用したプロジェクトにはよく言われる分散型・非中央集権型のネットワーク構築ということですね
結論言うと、メッセージのやり取り、ファイルなどが秘匿性を持つということ
このプロジェクトは必要か?
必要です!
最近、芸能人、政治家のLINEの内容とかスマホに保存してある写真が流出してスキャンダルになった事件がありました。
LINEが最近アップデートしたヴァージョンではLINE内のメッセージがLINEに収集されているようです。もちろん狙いは最適な広告を表示するためだとは思いますが、LINEがハッキングされたらすべてのトーク内容が第三者に行き渡ることになりますので設定の変更はしたほうがいいですよね。普通に考えて。
ツイッターでも注意喚起のツイートが
ちなみに変更の仕方は「設定」→「プライバシー管理」→ 「情報の提供」→「トークルーム情報」→ OFF
これで大丈夫です。デフォルトではONになってますので、あなたがOFFにしても友達がONならあなたとのやり取りが友達のLINEのほうで収集されているということですね
iphoneでも撮影した写真には位置情報が載っていることもあって、どこで撮った写真なのか調べればわかるそうです。それがストーカー事件とかにもなってるそうで、アイドルが自宅の写真をインスタにあげて場所がバレるなんてことも今ではあるようです
そう考えるとSNSなんかはハッカーにしたら個人情報の宝みたいなわけです
それはともかくどうして大手取引所へ上場したか?
このMainframeクラウドセールを少しだけやってたようです。というのはほとんどがプレセールで資金を集めたみたいでパートナーにはベンチャーキャピタルの名前が何社が出ています。バイナンスへ上場するのに1億円ぐらいかかるという噂もあるので、今回の上場は資金力といったところでしょうか
ちなみにセールはこんな感じでした
クラウドセールハードキャップ: 30,000 ETH
トータル供給量: 10 billion
トークン比率: 50% クラウドセール, 25% チーム, 25% エコシステム
プライス: 1 MFT = 0.00000600 ETH
他のICOと比べるとややチームへの比率が高いかなという印象でした。
*ちなみにブログ執筆時点でバイナンスでの価格は0.00003540ETHですので約6倍
日本語のページも用意されていますのでぜひ参考にしてみてください
Mainframeサイト
Onyxというアプリがすでにあり!
現在Linux Mac Windowsの3つのソフトがgithubにありダウンロードすることができます
使用には1MFT保有していることが必要ですが、現在$0.02なのでバイナンスでも最低売買は0.01ETHから。最低出金数量は336MFTとなっています
非中央集権型のメッセンジャー・ワークツールといった感じでしょうか
日本ではあまりブログとして紹介している人がいなかったのと、SlackやChatworkと同じようにメッセージをやり取りする相手がいないと使い勝手が分かりませんが後日機会を見て使ってみます
Mainframeがあまり日本で知られていないのは、ICOはほとんど縁故販売みたいなので集めていたことが要因でしょうか。ただテレグラムユーザーには告知をしていたようなので知ってる人しか知らないという状況でした。普通に考えたら怪しいかも・・・と思ってしまって紹介はしずらいICOだったのかもしれませんね!
私が暗号通貨関連の情報やICOレポートを無料でお届けしています。
読者の方からは詐欺ICOのレビューなどにもお答えしていますので登録してみてくださいね
ICOレポートへ登録
Yutaka